首塚(国指定史跡)

安昌寺雲山和尚の情け

首塚(国指定史跡) 岩作村安昌寺雲山和尚が、合戦で戦死した多くの将兵の屍を集めて塚を築き、手厚く葬った跡とされる。

首塚は「尾張名所図会」の「色嶺」の頁でも安昌寺に通じる路傍にはっきりと描かれている。また、雲山和尚が戦死者を手厚く葬ったというので後年、尾張藩主をはじめ多くの藩士が当寺を訪れ、合戦にまつわる各種の書付を残した。また、丹羽氏次の田畑寄進状などの文書やうわばみという大蛇の説話絵馬など美術工芸品も伝わる。毎年8月10日、観音堂の九万九千日のまつりは多くの人で賑わう。

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基本情報

店名・施設名

首塚(国指定史跡)

所在地

〒480-1103 愛知県岩作元門41番地