「小牧・長久手の戦い」に関連する場所や歴史を記念して、特別なデザインの切手が登場します。
この切手の発売は、NHK大河ドラマ「どうする家康」で8月13日・20日と2週にわたって小牧・長久手の戦いが放送されたタイミングに合わせて行われました。
切手のデザインには、徳川家康が陣を敷いた小牧山城や腰かけた色金山床机石、そして羽柴秀吉側の武将が攻め落とした犬山城など、各市町の歴史的背景を持つ場所が選ばれています。10市町それぞれのゆかりの地を、84円の切手としてデザインし、これらは1組10枚で1,530円としてシートで販売されます。発行枚数は限定の1,330枚です。
この取り組みの背後には、2年前の11月に設立された「小牧・長久手の戦い同盟」があります。同盟は、10市町が連携して、地域の歴史や文化をPRするために活動しています。今回の切手の発売に際して、8月21日には関連する市長と町長が犬山市役所に集結し、更なる連携とPR活動の強化を誓いました。
購入を希望する方は、10市町の郵便局や、名古屋市と知多半島を除く尾張地方の郵便局で購入できます。さらに、ながくて観光交流サポートセンターでも限定300枚が取り扱っています。歴史や文化に興味がある方や、コレクターの方には見逃せないアイテムですね。
<小牧・長久手の戦い同盟について>
同盟は愛知県の小牧、長久手、日進、春日井、犬山、尾張旭、瀬戸、江南の各市と東郷町、岐阜県可児市で構成しています。
長久手市(ながくてし)は、愛知県の北西部、尾張地域東部に位置する市。名古屋市のベッドタウンとして発展しており、全国でも住民平均年齢が若い自治体でもあります。